下顎第三大臼歯および上顎第三大臼歯の事です。
知恵歯(ちえば)、智歯(ちし)とも呼ばれます。
親知らずは、成人後に生え始めることが多いが、最近は未成年でも生え始めることがあります。
歯のケガには打撲、破折、脱臼・脱離、埋入・骨折など、いろいろあります。
唇と歯ぐきのケガは消毒だけで済む場合が多いのですが、場合によっては糸で縫うこともあります。
歯根嚢胞は、う蝕や慢性根尖性歯周炎に続発して発症する顎骨内の嚢胞です。
歯原性嚢胞の一種であり、炎症性嚢胞の一種でもあります。 類縁疾患として歯周嚢胞、歯根肉芽腫があります。
唇や舌、頬の粘膜の下には、唾液を分泌するたくさんの小唾液腺(しょうだえきせん)があります。
粘液嚢胞はこの小唾液腺からの分泌がうまく行われずに、周囲の組織中に唾液がたまって生じる嚢胞です。
上顎洞炎は、歯性(歯が原因)のものと、鼻性(鼻が原因)のものがあります。
POMCはPost Operative Maxillary Cyctの略称で術後性上顎嚢胞のことをいい、上顎洞炎の手術をしたのち数十年後に発症する疾患です。
カンジダ症はCandida albicansという真菌(カビ)による感染症です。
偽膜性カンジダ症・萎縮(紅斑)性カンジダ症・慢性肥厚性カンジダ症に分類されます。
舌痛症は、器質的な変化が認められないにもかかわらず、舌に慢性的な痛みやしびれが生じる病気です。
正中菱形舌炎は、舌背部正中後方1/3の部位に菱形、楕円形の乳頭のない赤い平滑な部分が存在する状態です。
広い意味でのドライマウスは唾液分泌の低下だけでなく、患者が口が乾いていると自覚する症状すべてを指すことになります。
また、狭い意味では、唾液の分泌が低下して口が乾いている症状をさします。
味覚障害は、その程度によりいくつかに分類されており、味を全く感じないものを味覚消失、味覚が全体的に低下するものを味覚減退と呼んでいます。
また特定の味のみがわからないものを解離性味覚障害、口の中でいつも味がするものを自発性異常味覚、本来の味を他の味に感じるものを異味症、全ての味を嫌な味に感じるものを悪味症と言います。
骨粗鬆症は、骨形成速度よりも骨吸収速度が高いことにより、骨に小さな穴が多発する症状をいいます。
骨粗鬆症による骨折の予防のために、BP系薬剤を長期服用しているとアゴの骨が腐ってしまうことがあります。
スポーツのプレー中、プレイヤーの口の中と脳は常に危険にさらされています。
スポーツ用マウスガードは練習や試合中に歯が折れる・抜け落ちる、舌・唇・頬の粘膜の外傷、そして顎の骨折や脳震とうなどケガの防止や軽減に役立ち、さらにパワーアップにもつながります。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠時に10秒以上続く無呼吸が睡眠1時間あたり平均5回以上起こり、これにより日中の眠気などの症状があります。
非歯原性歯痛は、歯に原因がないにもかかわらず歯痛を発現する疾患です。歯の神経をとったり、歯を抜いても痛みが続くため、原因不明とされることがあります。
口臭の最大の原因は、口の中が清潔でないことが引き起こす、虫歯や歯周病(歯槽膿漏)です。
歯周病の口臭は、歯肉から発生すると誤解されていますが、多くがは舌苔から発生します。
一口に口内炎といっても、いろいろな種類の口内炎があります。
初感染時にヘルペス性歯肉口内炎が見られ、ストレス時など再活性化された場合は、ウイルスは神経に沿ってその支配領域に運ばれ、顔面、口唇、眼などに発症します。
摂食・嚥下障害とは、食べ物をうまく口に運べない・噛めない・唾液や食べ物が口から出てしまう・口の中に唾液や食べ物が残る・食事に時間がかかる・食べ物を飲み込もうとする前にのどに流れる・うまく飲みこめない・唾液や食べ物がのどにたまる・つっかかる・食べ物が鼻にまわる・むせる・飲み込んだ後息苦しくなる・声がガラガラする・痰が多い・就寝中に咳が出るなどの症状をいいます。
酸蝕症は、歯の硬組織、特にエナメル質が種々の要因によって溶かされることで、酸蝕症に罹患した歯を酸蝕歯(さんしょくし)といいます。生活習慣病の一つととらえられています。
のどの渇き、舌や口の中の痛み、味覚異常などの症状は西洋医学だけでは対応できないことが多くみられます。
また、体質的に西洋薬が合わない方も見られます。
そういった方は、いちど漢方薬をお試しください。
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