8割の人が自分の歯に「自信がない」
オンラインリサーチサービス「アイリサーチ」を運営するネオマーケティングは、オーラルケアに関する調査結果を発表した。それによると、歯を磨くタイミングは「寝る前」、次いで「食後」が多いが、男女間で習慣の違いが見られるという。
20歳―59歳の男女400人に歯を磨くタイミングを尋ねたところ、「寝る前」に歯を磨く女性(74.0%)は男性(56.5%)より格段に多かった。「食事をした後」も女性(68.5%)が男性(49.0%)を大幅に上回り、「出かける前」でも女性(23.0%)が男性(17.5%)より多い。一方、「朝起きたらすぐ」「気が向いたら」磨くという人は男性が女性を上回った。
1回の歯磨きにかける時間は「2―3分未満」との回答が28.0%と最も多かった。1回の歯磨き時間は最低3分は必要と言われているが、3分未満が全体の47.8%を占めている。年代別で見ると、50歳代は3分未満で済ませる人が61.0%と最も多く、30歳代は3分以上かけている人(62.0%)が他の年代より多い。
使用しているオーラルケア用品を挙げてもらうと、「歯ブラシ」(92.3%)、「歯磨き粉」(83.0%)が主流で、それ以外の「マウスウォッシュ」「歯間ブラシ」などを使う人は3割以下に減少する。特に20歳代は歯ブラシと歯磨き粉以外を使用する人が他の年代より少ない傾向が見られた。
自分の歯に自信があるかとの問いに対しては、「自信がある」(「とても自信がある」「まあ自信がある」の合計)は21.5%にとどまり、約8割は自分の歯に自信がない。年代別では、「自信がある」と答えた割合が最も高いのは20歳代(26.0%)、次いで50歳代(22.0%)が続いた。